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最新情報 

2025/11/14
【プレスリリース】電波の異常伝播の原因となるスポラディックE(Es)層の詳細構造を明らかに超稠密GNSS観測によりEs層の生成から消滅までをこれまでの2倍の解像度で明らかに
細川敬祐教授(情報・ネットワーク工学専攻)と海上・港湾・航空技術研究所電子航法研究所からなる研究グループは、全球衛星航法システム(GNSS)受信機の超稠密ネットワークデータを用い、2024年5月17日に日本上空高度100km付近に発生したスポラディックE(Es)層の詳細構造とその生成から消滅に至る過程をこれまでの2倍の解像度で明らかにし、これまではっきりと捉えることができなかったEs層の複雑な構造を明らかにしました。 今回の観測は、Es層の生成から消滅までの一連の過程を詳細かつ連続的に捉えた初めての例です。今回の観測結果はEs層発生に関わる高度100km付近の風系、下層大気と超高層大気の結合過程を明らかにする研究の一端となるとともに、電波の長距離異常伝播を引き起こすなど電波利用の障害となるEs層の発生予測に必要な数値モデルの改良につながる新たな知見をもたらすものです。 (詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/newsrelease/2025/20251114_7297.html
 

2025/11/6
【セミナー開催】 吉田 智先生(気象庁気象研究所)に水蒸気ライダーの開発と線状降水帯予測精度向上への取り組みについてお話いただきます.参加登録などは不要ですので,ご興味のある方はご参加ください.
日時 : 2025 年 11 月 21 日(金)16:15-18:00   
場所 : 西 2 号館 5 階 513 会議室(対面のみ)  
 (詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/newsrelease/2025/20251114_7297.html
 

2025/10/29
【プレスリリース】 大規模火山噴火と夜光雲の関係についての世界初観測に成功
森山陽介氏(情報・ネットワーク工学専攻博士前期2年)、津田卓雄准教授と安藤芳晃准教授(情報・ネットワーク工学専攻/宇宙・電磁環境研究センター)を中心とする、明治大学、国立極地研究所、東北大学、信州大学、総合地球環境学研究所らの共同研究グループは、トンガ沖海底火山噴火の影響で夜光雲(中間圏の高度80-85km付近に発生する天然の雲)の活動が活発化したことを、日本の静止軌道衛星ひまわりの観測を中心とした総合解析によって発見しました。今回の研究成果は、1880年代から議論されてきた長年の謎である「火山噴火と夜光雲の関係」について、世界初の観測情報を提供するものです。 (詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/newsrelease/2025/20251029_7253.html
 

2025/7/14
【セミナー開催】国立天文台・水沢VLBI 吉浦伸太郎先生に、宇宙再電離期を探る低周波電波観測と電離圏の影響についてお話いただきます。参加登録などは不要ですので、ご興味のある方はご参加ください.
日時 : 2025 年 7月 24 日(木)16:30-18:00   
場所 : 西 2 号館 5 階 513 会議室(対面のみ)  
 (詳細は以下のリンクに記載)
http://www.ssre.uec.ac.jp/seminar.html
 

2025/5/22
【プレスリリース】大阪大学大学院工学研究科の和田有希講師、近畿大学理工学部の森本健志教授、岐阜大学工学部のウ・ティン准教授、菊池博史准教授(電気通信大学宇宙・電磁環境研究センター)らの研究グループは、石川県金沢市で冬に発生する雷の放射線・電波・可視光を用いた多波長観測を実施し、雷雲から下降する稲妻と地上から上昇する稲妻が衝突する際に「地球ガンマ線フラッシュ」と呼ばれる雷放電と同期した放射線バーストが発生することを世界で初めて明らかにしました。(詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/newsrelease/2025/20250522_6988.html
 

2025/1/30
【セミナー開催】I専攻の津田先生,安藤先生のお二方に,夜光雲(やこううん)と呼ばれる現象のひまわり衛星による計測,およびその数値的なモデリングについてお話いただきます.参加登録などは不要ですので,ご興味のある方はご参加ください.
日時 : 2025 年 2 月 20 日(木)16:30-18:00   
場所 : 西 2 号館 5 階 513 会議室(対面のみ)  
 (詳細は以下のリンクに記載)
http://www.ssre.uec.ac.jp/seminar.html
 

2024/11/19
【プレスリリース】津田卓雄准教授(情報・ネットワーク工学専攻/宇宙・電磁環境研究センター)と、国立極地研究所、東北大学および産業技術総合研究所の研究グループは、2023年2月26日世界共通時19時頃に発生した磁気嵐によって、地球大気の最上部(高度500km付近)に存在するヘリウムが急激に減少する現象を世界で初めて観測しました。この現象は、スバールバル諸島ロングイヤービン(北緯78度)に設置された光学機器と大型レーダーの同時観測により明らかになり、磁気嵐発生後わずか1時間以内にヘリウムの減少が観測され、その後数日程度減少は継続しました。この観測結果は、磁気嵐の影響が地球大気の内部で「下から上」へと伝搬し、地球大気の外縁部で人工衛星や国際宇宙ステーションが飛翔する高度に予想以上の速さで到達したことを示し、社会インフラを支える「宇宙天気」の予報精度の改善や予測高度範囲の拡張に貢献すると考えられます。(詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2024/20241119_6635.html
 

2024/10/11
【プレスリリース】宇宙・電磁環境研究センターと、大阪大学の共同研究グループは、関東を観測している気象用二重偏波フェーズドアレイレーダによる降雨観測によって、外気温が0度以下になる高高度の雲内粒子の塊の観測と地上降雨量との関連性を明らかにすることに成功しました。高速かつ上空の高密度観測が可能な気象用二重偏波フェーズドアレイレーダを用いた観測結果を解析することによって、日本の夏季の非常に発達した積乱雲が作り出す高高度の粒子の塊が地上降雨量と関連があり、地上に豪雨が降り注ぐ数分前に検知できる可能性について示しました。今後は、予測が難しい短時間豪雨を時空間的に、より詳細に予測できることが可能になることが期待されます。(詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2024/20241011_6546.html
 

2024/09/27
【プレスリリース】電気通信大学大学院情報理工学研究科博士前期課程修了 伊藤ゆり氏(現 国立極地研究所 宙空圏研究グループ特任研究員 兼 総合研究大学院大学博士後期課程1年)、細川敬祐教授(情報・ネットワーク工学専攻)を中心とする研究グループは、ノルウェーのトロムソに設置されている全天型オーロラ撮像装置と、大型大気レーダーで観測されたオーロラや超高層大気の電子密度と、地球近傍の宇宙「磁気圏」で衛星観測された波動や電子のデータを比較することにより、点滅するオーロラ「脈動オーロラ」の形状、磁気圏から地球大気中に降り込んでオーロラ発光を引き起こす電子、および磁気圏における電子密度の管状構造「ダクト」の関係を明らかにしました。(詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2024/20240927_6517.html
 

2024/08/01
"What is an aurora? オーロラとは何か?Meet The Professor"  細川 敬祐教授(宇宙電磁環境研究センター 所長/ 情報・ネットワーク工学専攻)にわかりやすくオーロラについて語っていただきました。

2024/06/24
【プレスリリース】細川敬祐教授、津田卓雄准教授(情報・ネットワーク工学専攻/宇宙・電磁環境研究センター)と、国立極地研究所の片岡龍峰准教授、小川泰信教授、京都大学大学院理学研究科の田口聡教授を中心とする国際共同研究グループは、ノルウェースバールバル諸島に設置されている全天型オーロラ撮像装置と、DMSP衛星に搭載された紫外線撮像装置による共同観測によって、北極域を埋め尽くすように出現した巨大なオーロラの観測に成功しました。(詳細は以下のリンクに記載)
https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2024/20240622_6331.html
 

2023/09/14
2023年8月28日~29日、本学80周周年記念会館にてSSRE主催の国際集会である3rd International Symposium of SSRE(第3回宇宙・電磁環境研究センター国際シンポジウム)が開催されました。本シンポジウムでは、SSREが網羅する幅広い宇宙、電磁環境研究分野において、世界的に活躍中の国内外の招待研究者と、本研究センター所員を含む本学教員、学生の方々が研究発表を行い、活発な議論が行われました。また、1日目の夜には本学ハルモニアにて懇親会も実施され、本学教員と国内外の研究者間の交流も活発に行われました。(プログラムおよび写真は以下のリンクに記載)
http://www.ssre.uec.ac.jp/conference.html
Program is here.  

2023/07/16 SSRE主催国際シンポジウムの開催情報を記載しました 

2023/03/09 2023年度宇宙通信工学の募集要項を記載しました 

2022/04/22 2022年度宇宙通信工学の受講ガイダンスの案内更新しました 

2021/06/10 SSRE新HPを公開しました 

2020/04/13 2020 年度宇宙通信工学は休講となりました 

2019/09/26 2019年度宇宙通信工学のレポート提出について情報  

2019/08/05 2019年度宇宙通信工学 の講義日程のお知らせ 

2019/06/29 2019年度宇宙通信工学e-Learning ガイダンスのお知らせ 

2019/05/29 2019年度宇宙通信工学の受講者決定のお知らせ 

2019/04/06 2019 年度宇宙通信工学の受講案内を掲載 

2018/06/20 宇宙・電磁環境研究センター50周年記念国際研究集会の開催 

2018/04/04 2018 年度宇宙通信工学の受講案内を掲載 


Member 

SSREでは様々な分野の研究者が集まっています.

Research 

工学・理学を様々な分野の観点から追求することで,融合的研究として発展させています.

Education 

卒業研究や宇宙通信工学を中心に学生の多様性に応える充実した教育環境を整えています.